20 June, 2007

ヘッドフォンのススメ

今日は、気に入ってるヘッドフォン二つの紹介。で、ちょっと一般的ではない話…っぽいのにダダ長くなってしまった。

Hi-Fi (high fidelity) というものはお金に余裕のあるごく一部のオーディオマニアが、異常なまでのこだわりを持って楽しむものだと思っている人が多いような気がする。まあ金銭的には、ケタを2つ落としても手の出ないようなプレーヤーやアンプ、スピーカーがごろごろあるのは事実みたいだし、例えばそれらの足回りの形状にまでこだわりを持つ人々のマニアっぷりには脱帽だし…そういう面は確かにあるのかもしれない。
でも、どうせ音楽聴くなら誰だっていい音で聴きたい。いい音で聴くと、その音楽のイメージがガラッと変わったりする事だってあるわけだし。これまであまり聴く音にこだわってなかった人が、一番手軽に、しかも大幅に今までよりいい音で音楽を楽しむには、おそらくヘッドホンを(に)替えるのが手っ取り早い。スピーカーを替えるとなると高いし、隣近所にも気を遣う、ようやく本題だ…。

何万円もするようなのは星の数ほどある紹介サイトを見てもらうとして、今の自分のお気に入りはドイツSENNHEISER社のPX200と、オーストリアAKG社のK26P。両方とも気軽に携帯できるサイズで、付けて外歩いてても大して目立たない。PX200は音が全体的にフラットでフィット感もよくて疲れない。さらに音漏れしない割に外の音は聞こえるという優れもの。K26Pは若干低音にウエイトが置かれて音がフラットとはいい難いけれど、聴き込めば段々と偏りがなくなっていくし、PX200に比べると遊びがあって聴いてて本当に楽しいヘッドホン。生楽器が、弾き込んでいくと段々と音が落ち着くのと同じで、ヘッドフォンも聴き込むと音が落ち着いてくるけれど、特にこのK26Pは変化が激しい。値段はどちらも確か五千円(30-40 EUR)くらい。まあたかが音聴く道具にこれだけ出すかどうかはもちろん個人の価値観次第、でも少なくともこの二つ、コストパフォーマンスはかなり高いと思う。

こいつらは単なる例だけれど、少しでも音の響きにこだわりがあって、音や音楽を聴いて鳥肌が立つほど感動した経験のある人であれば、ヘッドフォンに少しお金をかけてみる価値は十分にあると思う、大げさに言えば、それだけで新しい世界が開ける。音源がCDでなくてMP3やAACでも、プレーヤー付属のイヤフォンと比べると、ジャンルを問わず、受ける印象は驚くほど変わる。最後にひとつ、よくある注意書き、ちょっとお金のある人へ。高~いヘッドフォンはインピーダンスも高~いのがあって、アンプなしだとボリューム上げても聴こえなかったりすると思うのでご注意くらさいまし。

音楽聴いててふと、これだけの出費で手に入るこの素晴らしさ、感じられるのに知らない人がいたらかなりもったいない。しかもクラシック音楽が盛んで電器屋の少ないこの街には特に、結構いるのかも…とか思ったので紹介がてら書いてみた。